日本絵画の秀逸なコレクションを誇るミネアポリス美術館の名品がそろう「ミネアポリス美術館 日本絵画の名品」が4月14日からサントリー美術館で開幕
アメリカ中西部ミネソタ州最大の都市ミネアポリスに1883年に設立されたミネアポリス美術館。現在では世界各地の約9万点を超える美術品を所蔵し、そのうち約2500点の浮世絵をはじめとする日本絵画のコレクションは、質・量ともに高い評価を得ている。4月14日から開幕するサントリー美...
肉筆浮世絵125点が一堂に会する「筆魂 線の引力・色の魔力―又兵衛から北斎・国芳まで―」が2月9日からすみだ北斎美術館でスタート
浮世絵といえば版画のイメージが強いが、じつは絵師が絵筆をふるった一点ものの肉筆画のほうが発生は古い。複雑で奥深い彩色技法や、描き手の筆づかいから、浮世絵師たちの並々ならぬ技量をダイレクトに感じられるのは、やはり肉筆浮世絵ならではの魅力だろう。...
デ・クーニングやデュシャン、瀧口修造、実験工房も! アーティゾン美術館が未公開の新収蔵品92点を2月13日から一挙公開
昨年1月にリニューアルオープンしたアーティゾン美術館(館長 石橋 寛)。印象派や日本近代洋画などの収蔵品がよく知られているが、近年では抽象表現を中心とした20世紀初頭から現代までの美術、日本の近世美術などにもコレクションの幅を広げている。2月13日からは、キュビスムの画家た...
世界一巨大なハニワも登場!「しきしまの大和へ 奈良大発掘スペシャル」展が古代出雲歴史博物館で3月19日から開幕
藤ノ木古墳の国宝・金銅製の冠や履(くつ)、二上山麓遺跡のナイフ形石器や橿原遺跡の重要文化財・縄文土器や土偶など、貴重な古代の遺物を数多く見ることができる奈良県立橿原考古学研究所附属博物館。同館が所蔵する世界一巨大なハニワや有名遺跡の出土品など、国宝や重文を含む貴重な資料を多...
知られざる花鳥画の絵師 小原古邨の全貌を東京で初めて紹介
「踊る狐」(個人蔵)※前期展示 小原古邨(おはらこそん、1877〜1945)と聞いても、すぐにその作品が思い浮かぶ方はほとんどいないのではないだろうか。明治から大正、昭和にかけて活躍した花鳥画を得意とした絵師だ。昨年9月に茅ヶ崎市美術館で個展が開催され、日曜美術館で取り上げ...
北斎の真の姿を発見に! 新北斎展@森アーツセンターギャラリー
《弘法大師修法図》紙本1幅 弘化年間 (1844-47)西新井大師總持寺 通期展示 世界で最も有名な日本人アーティストの一人、葛飾北斎。19世紀のヨーロッパにもたらされた『北斎漫画』は、同地でのジャポニスムの流行の契機となりました。代表作として知られる《神奈川沖浪裏》などは...
新年最初に箱根の岡田美術館と彫刻の森美術館へ
箱根駅伝の二日目ということで、東名高速が混むと見込んで東京から早めに出発しましたが、驚くほどスムーズに箱根に到着。新年、最初の展覧会は岡田美術館で開催中の開館5周年記念展 美のスターたち。ようやく歌麿の大作肉筆「深川の雪」が見られました(残念ながら本画ではなく複製でしたが)...
山種美術館が所蔵する横山大観の作品を初めて一挙に公開「横山大観—東京画壇の精鋭—」
横山大観《陶淵明》1913(大正2)年頃 山種美術館 近代日本画壇を代表する画家・横山大観(1868〜1958)。岡倉天心に薫陶を受け、橋本雅邦に学んだ狩野派的な伝統的な日本画の技術をベースに、線を使わずに描く朦朧体や西洋的な遠近法なども取り入れながら新しい日本画の創造を目...
昨年12月23日の開館からすでに4万人が来場、静岡県富士山世界遺産センター
左に静岡県富士山世界遺産センター、右に富士山 2013年6月に世界遺産に認定された富士山。日本人にとって古くから信仰の対象として親しまれ、今もなお富士を目の前にするとどこか身が引き締まるような気持ちになる人々も多いだろう。...