「空間に線を引く─彫刻とデッサン展」カタログ、出来上がりました!

「空間に線を引く 彫刻とデッサン展」の図録が出来上がりました。カバーはトレーシングペーパーを使い、そこにデッサンをUV印刷、表紙に刷った彫刻作品と重なってダブルイメージになるようにしています。
彫刻家が描くデッサンは、画家のデッサンとはちょっと異なります。彫刻家にとってのデッサンは、実際にモチーフを三次元へと存在させる必要があるため、そこには独特の空間把握が行われています。西欧化が好んで進められた明治期において、洋の東西の精神と造形をミックスさせ、日本独自の彫刻表現を模索した橋本平八をプロローグとして取り上げ、その後、現代にいたり彫刻家たちはどういった模作を重ねているのか、19人の作家たちの彫刻とデッサンで探っていきます。
【書誌情報】
判型:A4版 並製 オールカラー
頁数:304ページ
発行元:彫刻とデッサン展実行委員会
【展覧会情報】
空間に線を引く 彫刻とデッサン展
平塚市美術館 2019年4月20日(土)─6月9日(日)
足利市立美術館 2019年6月16日(日)─ 7月28日(日)
碧南市藤井達吉現代美術館 2019年8月10日(土)─9月23日(月・祝)
町立久万美術館 2019年10月5日(土)─12月8日(日)