開館40周年を迎えた資生堂アートハウスで日本の洋画や工芸、現代美術のコレクション約80点を公開する「資生堂アートハウス名品展 後期」を開催


舟越 桂 《唐突な山》 1995年

静岡県掛川市にある資生堂アートハウスで、開館40周年を記念した展覧会の第二弾「資生堂アートハウス名品展 後期」が1月16日から開幕する。資生堂が1947年から現在まで断続的に行う「椿会美術展」と、1975年から1995年にかけて開催された「現代工藝展」の出品作を中心に、洋画、陶芸、ガラス工芸、金工、現代美術を併せた約80点を展示する。

梅原龍三郎 《薔薇圖》 1979年

株式会社資生堂の初代社長・福原信三は、1919年に資生堂ギャラリーを開設し、若手作家や前衛芸術家に発表の場を提供し、活動の支援を行った。1928年から1931年まで「資生堂美術展覧会」を自らが企画してもいる。「椿会」は、戦時中に一時閉鎖となったギャラリーが1947年に再開されるにあたり、第一線の作家たちに新作を依頼して展示する「資生堂美術展覧会」を発展させた形の展覧会としてスタートした。

八木一夫 《間隙》 1975年

第一回に出品したのは【日本画】川合玉堂、鏑木清方、小林古径、杉山寧、徳岡神泉、福田平八郎、前田青邨、安田靫彦、横山大観、【洋画】梅原龍三郎、金山平三、川島理一郎、須田國太郎、曾宮一念、藤田嗣治、安井曾太郎、和田英作。1997年からは現代美術に軸足が移り、舟越桂や、李禹煥、青木野枝、塩田千春、やなぎみわ、赤瀬川原平、畠山直哉など、時代とともにメンバーを入れ替えながら今日まで続いている。

内藤四郎《鍵形文銀筥》 1985年

資生堂では40年に亘り美術館の運営とコレクションの無料公開を行ってきた。企業理念である「美しい生活文化の創造」を美術館の活動として体現する場としてあり続けてきたアートハウスの40年の歴史は、日本のアートの一側面とも深く繫がっている。

資生堂アートハウス名品展 

開館40周年記念 後期 洋画・現代美術・陶芸・金工・ガラス

会期:2018年 1月16日(火)~ 4月1日(日) <入場無料> 会場:資生堂アートハウス  〒436-0025 静岡県掛川市下俣751-1 (TEL.0537-23-6122) 観覧料:無料

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