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国内唯一、レンガ造りの双塔の教会「今村天主堂」、保全のためにふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディングがスタート


福岡県大刀洗町にある、国内でも非常に珍しいレンガ造りのカトリック教会「今村天主堂」。教会建築の巨匠とわれる鉄川与助の手によるもので、平成27年には国の重要文化財に指定されている。この「今村天主堂」の保全のために、福岡県大刀洗町はふるさと納税制度を活用したガバメントクラウドファンディングを開始した。目標金額は100万円。受付は2018年3月31日まで。

「今村天主堂」は築100年を経過し建物の老朽化が進み、また若者の流出や信者の高齢化により信者数が減っています。そのため、これまでは寄附などで成り立っていた教会の財政も徐々に窮地に追い詰められている。今後、建物を維持できなくなることが予想されるため、その土地の歴史のシンボルでもある教会を守るためにこのプロジェクトが生まれた。

「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」とは、2017年9月26日に「総務大臣書簡」として、使いみちを明確にした寄附募集を行うために挙げられた手法。総務省は平成30年4月よりふるさと納税制度のさらなる活用を意図したプロジェクトを開始する予定。

●目標額:100万円 ●募集期間: 2017年12月18日~2018年3月31日 (注)募集期間は延長になる場合がございます。 ●プロジェクトURL:https://fbyg.jp/projects/imamura-church ●実行自治体:福岡県大刀洗町 ●方式:本プロジェクトは目標金額に満たなくても寄附が成立するオール・イン方式です。寄附はふるさと納税制度により控除の対象となります。

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