シェル美術賞展2017、グランプリ作品を含む受賞・入賞54作品を国立新美術館で12月13日から展示
シェル美術賞2017 グランプリ 町田帆実《食事》
毎年、現代美術を担う40才以下の若手作家の発掘を目的として行われているシェル美術賞。1956年に創設された老舗の美術賞のひとつで、もの派の一人として今世界でも再注目が集まっている菅木志雄も第11回展で1等を受賞している。
今回は2017年のグランプリに輝いた町田帆実(1994年生まれ 東京都在住)『食事』をはじめ、今年の受賞作品および入賞作品が12月13日から12月25日まで国立新美術館で展示される。今回は新たに「学生特別賞」が設けられ、2名が同賞を受賞した。会期中の12月16日14時からは会場で島敦彦審査員と受賞者によるギャラリートークが行われる。
シェル美術賞2017 学生特別賞 関野凜太郎《anemone》
シェル美術賞2017 学生特別賞 吉岡瞳《アマゾン》
また、過去受賞・入選作家の活動サポートを目的に、審査員および当社推薦の過去受賞・入選作家4名の作品展示 「シェル美術賞 アーティスト・セレクション(SAS)2017」も併設展示される。
[シェル美術賞2017受賞者一覧]
・グランプリ 町田 帆実《食事》
・島敦彦審査員賞 末松由華利《何でも思い通りになると思っていたのでしょう?》
・新藤淳審査員賞 野中美里《みちびかれていく》
・能勢陽子審査員賞 花沢忍《remember》
・藪前知子審査員賞 三谷めめ子《これはまるで漂流》
・橋爪彩審査員賞 矢島智美《かたち (4)》
・学生特別賞 関野凜太郎《anemone》
・学生特別賞 吉岡瞳《アマゾン》
会期:2017年12月13日(水)~12月25日(月)
※ 休館日 12月19日(火)
観覧料:一般400円
主催:昭和シェル石油株式会社