肉筆浮世絵125点が一堂に会する「筆魂 線の引力・色の魔力―又兵衛から北斎・国芳まで―」が2月9日からすみだ北斎美術館でスタート
浮世絵といえば版画のイメージが強いが、じつは絵師が絵筆をふるった一点ものの肉筆画のほうが発生は古い。複雑で奥深い彩色技法や、描き手の筆づかいから、浮世絵師たちの並々ならぬ技量をダイレクトに感じられるのは、やはり肉筆浮世絵ならではの魅力だろう。
同展には浮世絵の先駆とされる岩佐又兵衛をはじめ、浮世絵の始祖である菱川師宣、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川国芳など60人に及ぶ浮世絵師の肉筆画約125点が一堂に会する。そのうち、重要文化財、重要美術品、新発見、再発見、初公開作品は約40点にのぼる。
浮世絵の源流である肉筆画を通して、版画とはひと味違う魅力を持った肉筆浮世絵の世界を堪能したい。
会 期 2021年2月9日(火)~4月4日(日)※一部展示替えを実施予定
前期|2021年2月9日(火)~3月7日(日)
後期|2021年3月9日(火)~4月4日(日)
会 場 すみだ北斎美術館
休館日 毎週月曜日
開館時間 9:30~17:30(入館は17:00まで)
観覧料 一般:1,200円、高校生/大学生:900円、65歳以上:900円、中学生:400円、
障がい者:400円、小学生以下:無料
問い合わせ: 03-6658-8936 (9:30~17:30 ※休館日を除く)
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