• 庄司美樹

ヒエロニムス・ボスの素顔と《快楽の園》に迫るドキュメンタリー映画が12月16日より公開に


ブリューゲル、ルーベンス、ダリ、マグリットなど、多くの画家に影響を与えた初期フランドル派の画家ヒエロニムス・ボス。2016年、オランダの北ブラバンド美術館のボス没後500周年記念回顧展では、来場者が42.5万人を記録。日本でも2017年に東京と大阪で開催された『ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ―』はボスの油彩2点が初来日したことも話題になり、東京だけでも約38万人を動員した。今なお多くの美術ファンを魅了するヒエロニムス・ボスの代表作のひとつ《快楽の園》の謎に迫るドキュメンタリー映画が、12月16日よりシアター・イメージフォーラムをかわきりに、全国順次公開される。

生前の資料が少なく詳しいことはわからないヒエロニムス・ボスだが、没後500年をへて、プラド美術館の全面協力のもと、同館が所蔵する三連祭壇画《快楽の園》をドキュメンタリー作家ホセ・ルイス・ロペス=リナレスがカメラに収めることを許可された。

夜の美術館を舞台に、ボス研究家の第一人者であるラインダー・ファルケンブルグ、ノーベル賞作家のオルハン・パムク、ヨーロッパを代表する作家のセース・ノーテボームとサルマン・ラシュディ、ソプラノ歌手のルネ・フレミングなど、各界の知識人たちが《快楽の園》の謎を解明しようと試みる。赤外線分析によって判明した下絵の存在や、緻密な筆遣いと顔料の秘密が徐々に明らかになっていく。

緻密に描かれたボスの絵の細部に迫ることができるのも、スクリーンという大画面ならでは。

魑魅魍魎やエロチックな人間たちが跋扈する摩訶不思議なボスの世界の謎に迫る90分となっている。

謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス

12月16日(土) からシアター・イメージフォーラムほか全国順次ロードショー!

監督:ホセ・ルイス・ロペス=リナレス

製作:ロペス=リ・フィルムズ、プラド美術館

出演:ラインダー・ファルケンブルグ、オルハン・パムク、サルマン・ラシュディ、セース・ノーテボーム、ルネ・フレミング

後援:スペイン大使館 オランダ王国大使館

提供:ニューセレクト

配給:アルバトロス・フィルム

掲載画像は全て© Museo Nacional del Prado © López-Li Films

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